AKB48、テレフォン史上最多の33人で出演!

冠番組を持つようになり、新曲『RIVER』もオリコン週間ランキング1位になり、ということで堂々の登場。

タモリは「せっかくだから全員自己紹介してみようか」と勧め、出演者全員が元気になぜか好きな漢字と自己紹介を行なった。タモリは全員の自己紹介が終わると「ご苦労様でした」とメンバーに伝えた途端、「時間となってしまいました」と自己紹介のみでコーナーがほぼ終わる形になってしまった。

http://www.sanspo.com/geino/news/091112/gnj0911121232026-n1.htm

いつも置かれる大きなカレンダーも取っ払って舞台いっぱいに並んでもまだ収まらない状態で、タモリの居場所も狭くなってしまい、ほぼ立ちながらのコーナーとなっていました。おそらくAKB48的には、数で圧倒することが一番の見せ場であり、タモリの進行とともにワーっと出てきてワンコーラス踊って歌った時点で立派な出オチとして成立していたと思います。
ただ、その後を任されたタモリも、ここからどうつなげりゃいいんだ!?といった感じで困惑。ジャニーズ33人とかハロプロ33人とかなら、まだピンポイントでキャラが立っている人に話を振ってやり取りできるけど、こちらさんたちはほぼ団体芸*1なので、出てきちゃったら手の出しようがない状態。でも、それをなんとかするところがタモリの匠の技で、しれ〜っと「じゃあ、一人ずつ自己紹介しようか」と淡々と進行。自己紹介が始まると、間もなく、勘の良い観客たちが「尺に収まるの?」的な雰囲気でざわざわしていて、とても共感しました。
まあ冷静に考えりゃ、タモリのアドリブではなくあらかじめ台本が用意してあったのでしょうね。案の定、自己紹介の終わりとともに予定調和のようにジングルが鳴り、観客の「え〜っ」の声のままCMへ。この出来の良さ、作り手のファインプレーでしょう。

*1:私は大島・前田しか知りません。笑