ごきげんよう さんまの3日間

さんま1日目

前日までのゲストが藤井隆楠田枝里子という流れでさんまが絡んでくるというのはなかなか面白そうだ、くらいに軽い気持ちで考えていましたが、それどころじゃなかった。結局はゲストが誰であろうとさんまワールドなんですね。
やっぱ、お笑い怪獣さんまが、司会でなくゲストという立場で出演する番組は、例外なく場が荒れます。今年の重大"事件"とも言える27時間テレビでの「夜の大カマ騒ぎ」に代表されるように。
今日の犠牲者は、ほとんどなにも喋れず青い顔してた藤井隆。結局、最後もサイコロトークが半ばぶった切られるような形で終了。「藤井君は今日でお別れです」さえ言ってもらえず、完全敗北してました。おお、いたわしや。

さんま2日目

昨日から一緒の楠田枝里子はさんまとは20年来の名コンビ。そこに今日からやって来たのはユンソナユンソナは今さんまに「ちょっとぉ、うるさいんですよ!」って素で怒れる数少ないタレントの一人。こうなるといよいよさんま中心に話が回ります。というわけで、昨日の藤井隆に続く今日の犠牲者は小堺さん。司会の仕事を奪う大泥棒に根こそぎやられてました。もう、みんなが必死。
そしてこのとてつもなく忙しい日に、前々から宣伝していた、サイコロの番組通算11,111投目が出てしまって、スタッフも投げ出したくなるほどの大お祭り大会。一通りのあれやこれやを終え、ユンソナが話し終えた時点で残り時間はあと5分。
ここからの5分もまた面白かった。5分の間にさんまと楠田枝里子が話さなきゃいけないのだけど、喋りたがる楠田枝里子をよそに、そうはさせじとさんまと小堺の遅延コントが繰り広げられました。こういう時に限って引きの強いさんまは「本日の当たり目」を当てて、面倒くさいハガキ選びやあたり目の小道具が出てくる様子にいちいち文句言ったりコケたりしながら、5分はあっという間に過ぎていきました。
もう、ゆっくり見ていられる時間が一秒もないですね。さて、明日はさんまはサンタ姿(&小堺はトナカイ姿)かな?

さんま3日目

今日は3日間の中では比較的平和な回。
明石家サンタとトナカイ一機のコンビ芸は、素晴らしいの一言ですね。お互いピンで一流の仕事をしている同士は、即興でコンビ芸をやらせてもやはり一流。「ほれ、エサやるから」「はぐはぐはぐ、めぇ〜」「ヤギか!」(←見た人でないと分からない表現で申し訳ない)
ともあれ、年に一度この時しか一緒に仕事しないと言っていたけど、それであの絶妙の掛け合いができるというのは、見事な才能と才能の競演。