めちゃイケ

トータルで見て、たぶんここ数週間の中で、良い出来だったと思います。
まずは数取団vsV6のぶんぶん対決。
これはハズレなし。ジャニーズと数取団がからんですべったことがないですね、素晴らしい。なぜなら数取団という出来上がった土俵の中にジャニーズがまんまとずっぽりとハマることに面白味があります。数取団という大発明でめちゃイケはこの2年を生き延びているのだと改めて思います。これが続く限りめちゃイケは続けられるという安心を感じさせてくれてうれしい。でも「インターネット」は誰もが引っかかる罠。これだけネット社会なのにね。ぶっこまれる準備をしておくべきキーワード。
続いて、やべっち寿司。やや引っ張りすぎを感じるが、今のめちゃイケの隙間を埋めている必要な企画。しかしコケやすい企画でもあります。
まず、福澤朗と佐野アナのからみ。二人を競わせた時点で続きのシナリオは見えているのに、つい笑ってしまう。福澤朗は決して実況が上手いアナウンサーではない。昔取ったきねづかの「ファイヤー」「ジャストミート」の言葉のインパクトと勢いで押していたけれども、実際に見ると、佐野アナのほうが実況としては上手かったと思うし、福澤をパロった「フィットイン」も良かったと思う。されど、めちゃイケにいじめられる佐野アナに面白味があり、めちゃイケから全幅の信頼を受けている佐野アナを改めて感じる。ここがめちゃイケ愛なんだよなあと思います。
ただ、一言確認しておかなければいけないのは、佐野アナはフジのエースではない。今のフジはエース不在。男子アナも女子アナも。それは今年の27時間テレビのMCに青木さやかを入れて補填した時点で明白。
続いて、西山アナが通りかかりせっかくの新人紹介枠なのにバッファロー吾郎が来たのは残念。西山キクちゃんをつかまえて、「西山浩司」「いなかっぺ大将のキクちゃん」としょうもないボケで逃げた挙げ句、ツッコまれて靴で叩かれて「ナイキ」。十数年やっているコンビとしては最低。笑い屋として、榊原郁恵ばりのゲラを入れてくれているキクちゃんに失礼です。その後は更にぐだぐだで放送する意味もない。しかし笑ってくれているキクちゃんに哀愁と感謝を感じます。
来週の予告もありました。
V10と大騒ぎした割りに印象の薄かった、岡村オファーシリーズの完全版の予告が入っていました。めちゃイケのSPはえてして翌々週の「完全版」のほうが面白い(特に感動させる)ことが多いです。楽しみにして来週を待ちたいです。