バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3

見るのが何度目か分からない作品ですが、ボジョレー・ヌーボーを飲みながら、いつの間にかのめり込んでいました。。
よく考えると、Part1は確かによく見たのだけど、PART3は一度見て、そういうエンディングだったのかと子供心に納得していたところがあったので、いまだに新鮮です。(とはいえ、見るのは中高生以来3回目ですけどね)

PART3の驚きのポイントは、PART2の未来以上に、今とは違う生活をしているということ。泥水を飲んでカウボーイハットを被り、馬が走り、機関車が走り、揉め事がおこるとガンシューティングで決着をつける荒野のガンマンの世界です。

バック・トゥ・ザ・フューチャーをやっていた80年代が今となっては一昔前なわけですが、マーティがPART2で辿り着く未来の世界は今考えるとおそらく実現不可能な世界なのに対し、PART3が遡る世界ではガンマンが果し合いで決着をつける確実に実在した現実の文化であるというのが面白いです。アメリカの文化をも触れることができます。そんな文化の中を知恵でかいくぐるマーティとドクが見ていて楽しいし、ギリギリで戻る最後のシーンに安堵するのだと思います。

とにかく、バック・トゥ・ザ・フューチャーのシリーズは全てがよくできてる。

まだ見たことのない人(っているのかなあ、このブログを見ている人で)は、3作いっぺんに見てどきどきわくわくを感じてくれればと思います。これを見ている人が10代ならもちろん20代でも30代でもそれ以上でも、単純かつ明快にタイムトラベルのつぼを押さえた作品であるので楽しめると思います。