離婚弁護士

話が一向に先に進まないと思っていたら、来週に続くのですね。解決に向けてテキパキと進めた前回とは対照的。後半への振りとして、事態の重さや複雑さを示し、解決することがいかにも難しいことを物語ることが今回の重要なポイントだったわけですな。そういった意味では、スキャンダルに対して大企業が体裁を守るために打って出る手数の多さに、取り扱う案件の難しさを感じさせられました。セクハラを訴えるクライアント(鈴木沙理奈)の難しい立場もまた良い味付け。
次回の最終回に向けて、辞表を出した柳田(佐々木蔵之介)と辞表を出そうとしている本多(玉山鉄二)がどうなるかも含め、見所を沢山用意して終えた今回でした。
ここしばらく岡田真澄は、いやらしい役どころばかり。佐々木蔵之介を「ハンサムなラクダ」と表現した脚本には拍手。