ベルリンマラソン

渋井陽子日本新記録で優勝。
高橋尚子の日本最高記録に挑戦」と銘打たれ、順位よりもタイムが注目されたこのレース。スピードレースの緊張感がありました。
1km毎のラップタイムが逐一表示され、そのタイムが常に高橋尚子のものと比較されて、いま日本記録のペースから何秒遅れているのか、あと何分何秒で走れば記録更新できるのかがきっちりと分かるように工夫されていました。まるで高橋尚子がすぐ側を走っているような臨場感。今どきのマラソン中継の姿ですな。
完走後のインタビューで、記録を更新した感動なんか微塵も感じさせず、ペースメーカーがかっこいい人だったので遅れるものかと思って走ったという、サバサバとした感想が渋井らしい。