サッカーW杯最終予選 日本vs北朝鮮

下馬評は下馬評。試合は試合。これが最終予選の厳しさだなと思いました。試合を見ながら思い出したのはドーハの頃。悪い思い出ってことですね。それくらいの怖さを感じながら見ていました。
先制点を決めた小笠原のフリーキックは綺麗すぎるほどでお見事だったけれども、それ以上に同点を決めた北朝鮮の、シュートに至るまでのパス回しが素晴らしかった。完全に日本の守りを崩した上でのシュートで、しかも川口の逆を突いていて見事にやられてました。あの時点で北朝鮮優勢と言えましたね(自分たちの、守ってカウンターで決めるというやり方で追いついたので)。
そういう意味でそこからの30分は、ホームなので勝たなければいけない日本と同点で守りきろうとする北朝鮮との実力勝負が見られて見ごたえがあったと思うし、そこをジーコの采配(高原、中村、大黒の投入)によってモノにしたのは大きいと思いました。
なんといっても、大黒という切り札を獲得したのはとても大きい。いわゆるスーパーサブですな。彼の、試合後のインタビューにしろ、報道ステーションのゲスト出演にしろ、ふてぶてしい感じが良いです。やっぱフォワードは物怖じしないふてぶてしさが必要です。でも逆に、ジーコが大黒にすがるようになって先発させるようになったら日本は危機。
とりあえず首が繋がりましたので、今後が楽しみです。