bit stream lounge / ELEKTEL

春ですね。
ポカポカ陽気の下で桜を見たらそれは間違いなく日本の春の姿ですが、暖かい日やら寒い日やら雨降りだったり雷の音が聞こえてきたりと、日によって姿形を変えるのもまた日本の春だと思うのです。

春が来ると部屋の模様替えをしたくなります。今の住まいに引っ越してきたのは、数年前の4月の上旬の雨降りの翌日の肌寒い日でした。今の部屋のレイアウトに変えたのは、去年の3月半ばのポカポカ陽気の日でした。天候に従い巡り来る春の記憶がそういう気持ちにさせ、行動を起こせば、また一つ記憶が重ねられるのでしょう。

雨降りの今日はひとまず、新しいクッションとクッションカバーを二組、それにCDを一枚買ってきました。音楽(BGM)もまた大切なインテリアの一つ。買ってきたCDは、ELEKTELの2ndアルバム「bit stream lounge」。心待ちにしていた一枚です。

Bit Stream Lounge

Bit Stream Lounge

  • アーティスト: elektel,Lady Vita,Piet Van Teighem+Emma,cokeshi,Piet Van Teighem+さくら,Yuko Takami,Tomoko+Rie Brasileira,さくら,Kaori,mamico
  • 出版社/メーカー: ネオプレックス
  • 発売日: 2005/03/23
  • メディア: CD
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ELEKTELというユニットについて、多くの方は聞きなれないと思いますが、私もたまたま「capsuleELEKTELなどがカテゴリーされるラウンジポップに云々」といった文章を、どこかの音楽評論系のサイトで見かけ、当時capsuleにハマったばかりだった自分は、似たような人たちがいるのねとチェック。で、その翌日にたまたま別件でCDショップに言ったら、ついでに見つけてしまい、アルバムを即買いしたら当たりでした。あれから2年になるのか、早いもんだ。(即買いした1stアルバム「Space Travel with Teddybear」の音源は、ここから2回ほどPageDownしたところに置いてありますんで、お試しあれ)

そんなわけで、今日は新しいクッションの上にぺたりと寝転がりながらELEKTELを聞いて雨が上がるのを待つことにします。

今作は一曲ごとの解説が付けられまた曲同士のつながりやストーリー性がガイドされていてとても親切。でも、FPMよりlightで、capsuleのようにコンセプトに対する執着が強くないので、インテリア感覚で聴くことが出来るのかなと思います。うん、今回もまた良作。しばらくはこの一枚がナイトキャップになりそうです。

(追記)
polymoogさんのサイトで「レビュー掲載」とリンクを張っていただいちゃいました(リンク先に飛んで2回くらいPageDownした「info」欄参照)。こんな一個人のある日のまったりとした日記に対して有り余る光栄。ありがとうございます。この日の日記に書いた通り、寝る前に必ず聴いていますよ。