はねるのトびら

ゴールデンの話を聞いて、厳しい目で見るようになっています。それだけ彼らに期待しているってことさね。
今回は「P-1グランプリ」と題してポケバイでの競争ロケ企画。メンバーから何人か出走したのですが、小さいヤツが有利なんだろうなあと思いながら見ていたら、案の定、梶原と板倉の決勝になって、結局梶原の優勝。うーん、普通。
まあ、結果はいいとして、そこにいたるまでのプロセスというかボケの挟み方というか、面白味が浅い。
例えば、予選タイムレースで西野が遅い結果なのに好タイムを叩き出したと嘘の結果を伝えて落とすというダマシで、ダマシであることをバラすやり方にプランが感じられない。その場でたまたま考え出したからやってみたという感じが伝わってきて見ていて寒いです。
ゴールデンでは、こんないきあたりばったりで上手く潜り抜けられるとは思えません。きちんとゴールデンで客を掴むには、「北京に賭ける父子鷹」とか、「新説・幕末黒船来航にゆれる偉人たち」のような手堅い企画を1クール回せるだけ用意する必要があると思うのです。
あと数週で、そんな当たり企画が発掘できるのか、あるいは手探りで飛び込んで玉砕するかはゴールデンに入るまでの数週間にかかっていると思います。スタッフも焦ってるんだろうなあ。