超感動スペシャル! 生命遺産

ドラマ仕立てにする必要は無かったのでは? 硬派なドキュメンタリーとして見せてくれれば充分でした。
それだけ、このドキュメンタリーは驚きと感動と勇気を与えてくれる素晴らしい映像だったと思います。昨今、あらゆる場面であらゆる年代の人々がとかく「生きる」ことに疑問を感じている中、心の垢を洗い流すだけの力を持っていました。
右脳をなくした少年が立派な青年になり、戦争で腕をなくした子供たちが一旦ドイツで治療リハビリをし、また自国に戻る。
どんなにハンディを背負っても、諦めない心と最新の技術と工夫と、そしてなにより本人の努力により、そのハンディを乗り越える姿にはグッとくるものがあります。なんといっても、その人たちが明るく前向きに生活していることに頭が下がります。
五体満足な自分が小さな悩みでくよくよしていることがとてもばかばかしい。