内村プロデュース 最終回

遅まきながら、内P最終回を見ました。
私はウッチャンナンチャンが売れ始めた頃からのファンで、オールナイトニッポンは欠かさず聞いていました。特にウッチャンが好きで、彼のキャラクターコントはテレビにかじりついて見ていました。しかしながら、彼のなにもかもが好きなわけではなく、自分は彼のことを職人として見ている向きがあるようで、彼自身がコントをする番組以外はあまり熱心に見ていません。
具体的には、「誰かがやらねば」「やるならやらねば」「笑う犬」は欠かさず見ていたけれども、「ウリナリ」「気分は上々」「内P」は流し見程度でした。とはいえ、5年も続いた人気番組が人気が高いまま終わると聞いて慌てて録画をし、今日夜中にようやく見るに至ったのでした。
内容は、いつも通りの大喜利的な一発芸が続けられ、最後の最後までくだらないなあとにやにやしながら見ていたのですが、エンディングでグッときました。
NO PLANの人生という名の列車』という歌を、これまた遅まきながら初めて聴きました(前からあったんですか?)。出演しているレギュラーたちがまるで自分たちのことを歌っているかのような歌詞。馬場俊英さんという方の歌う元歌があるそうですが、歌詞は自分たち向けに変えたのかな? 要約すると、とある分娩室で産まれ、子供の頃ドリフに出会い、中学の頃野球部に熱中し、トレンディという言葉が流行った頃に遊び惚けた学生時代、そして人生の選択に迷い、今を夢中で過ごす中で、親や大人の気持ちを知る。そんな歌。自分は彼らよりも一世代下だけれども、似たような境遇で、子供の頃にテレビに出会い、学生時代に何かに夢中になり、今も時に人生に迷い、それでも一生懸命生きています。そんな自分にはグッとくるものがありました。
番組は、早くも来月にゴールデンでSPがあるそうですが、ひとまず内村プロデューサー、お疲れ様。